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誰もが悩む心身の病

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間違えやすい病態

活動・休息させるという各器官のコントロールが上手くいかなくなり、全身の様々な器官に影響する自律神経失調症による症状は、辛い場合には内科や心療内科などでカウンセラーや理学療法士などを含めた専門医が治療を提案してくれます。病態の1つに心身症がありますが、自律神経失調症との違いを知っておくことは症状を見計らうためにも重要です。機能性の障害が現れる病態の代表が心身症型の自律神経失調症で、心身症の中の1つのタイプに自律神経失調症が当てはまります。心身症は身体病の形成にストレスが関与している病態でもあり、症状には自律神経失調症と関わりの深いものばかりです。胃潰瘍などの病変が認められることで心身症にあたり、器質的な異常が見られない場合には機能性心身症の1つに分類される自律神経失調症に当てはめることができます。

完治へ向けた対策

心身症型の自律神経失調症では、全人的治療を行う必要があり、完全に治癒するのは難しいと言われています。それに対し、不安や抑うつなどの精神症状のタイプの場合には薬による治療や心理療法を行うことにより、治りやすい特徴があります。タイプによって治りやすいものがあることを知ることも、治療期間に不安を覚えやすい機能性障害の心構えの1つです。治りにくいタイプでも工夫次第で支障なく日常生活を送ることは十分可能です。例えば、環境を変えたり生活をコントロールしたり、ストレスに対する耐性を強めたり、病気と上手く付き合う必要がありますが、その人に合った対処法で回復へと繋がります。また、医師や家族や友人が支えになったりサポートすることもストレス耐性を強くしてくれ、ストレスが少なくなることも分かっています。